ヒーローたちに学ぶ。「人生や仕事に役立つ」人気漫画を考察した本3冊

【当サイトはアフィリエイト広告を利用しています。】

日本は世界一の漫画大国であり、人々の心を震わせる数々の大ヒット漫画が生まれています。

これらの作品は、現実の社会を映す鏡になっていて、人々の欲求に応えてくれるからこそ、人々の心を捉えて離さないのではないでしょうか。

それならば、漫画作品から人生や仕事についてのヒントをつかむことが出来るはずです。

今回は、「ONE PIECE」「鬼滅の刃」「キングダム」を題材に、人生や仕事に役立つ教訓を考察した本を紹介します。

目次

ルフィの仲間力 「ONE PIECE」流、周りの人を味方に変える法』 安田雪

本書は、全世界累計発行部数5憶を超えるメガヒット作品「ONE PIECE」のエピソードから、ルフィの「仲間力」について考察した本です。

著者は、関西大学社会学部の教授を務めており、人や組織のつながり方を考察する「社会ネットワーク分析」が専門です。

NHK「クローズアップ現代~漫画“ワンピース”メガヒットの秘密~」に出演するなど、「ONE PIECE」研究においても定評があります。

著者は、「ONE PIECE」がこれだけの人々を感動させるのは、誰しも持っている「かけがえのない仲間が欲しい」という欲求に応えているからだと述べています。

本書では、ルフィのように、仲間を集め、関係を深め、共に夢を追っていくという「仲間力」を高める方法を、作品を通して読み解いています。

大きな夢を掲げることで、夢を共有する仲間が集まってくること、また、弱さをさらけ出し補い合うことで、お互いの信頼が深まることなど、チーム作りに大切な要素が分かってきます。

本書を読めば、「ONE PIECE」の世界がもっと楽しめるのはもちろんのこと、職場でのチームビルディングにも生かせる材料が見つかります。

『「鬼滅の刃」流 強い自分のつくり方』  井島由佳

本書は、累計発行部数1憶5,000万部を突破し、社会現象にもなった大人気マンガ「鬼滅の刃」を題材に、「強い自分のつくり方」について解説した本です。

著者は、大東文化大学社会学部の助教を務める心理・キャリアカウンセラーであり、人気漫画を題材にした心理学の講義でも人気を博しています。

本書では「鬼滅の刃」の登場人物のセリフや行動を紹介しながら、そこからどんな教訓を得られるかを解説しています。

炭次郎や善逸等、登場人物の生き方を、著者のキャリアカウンセラーとしての専門知識も交えた視点で考察しています。

登場人物の生き方から、目標を持つことや、一つのことに向き合うことの大切さが分かり、強い自分を作るためのヒントを得ることが出来ます。

また、敵役の「鬼」の利己的な考え方や、恐怖を利用した支配体制について触れ、「鬼」とは人の弱さそのものであると考察しています。

本書を読めば、強い自分の作り方や、鬼を反面教師として自分を律する方法が分かってきます。

キングダム 最強のチームと自分をつくる』 伊藤羊一

本書は、ビジネスパーソンにも大人気の青年コミック「キングダム」を題材にして、仕事力の鍛え方が学べる本です。

著者は、Zホールディングス㈱Zアカデミア学長を務めており、次世代リーダー開発を行うほか、社外でもリーダー開発を行っています。

本書では「キングダム」の名シーンや名セリフを紹介しながら、仕事に役立つ知恵を伝えています。

政が掲げた「中華統一」のような大きなビジョンや、周りの人を巻き込んでいく主人公の勢のリーダーシップなど、ビジネスパーソンが大切にすべきものが分かってきます。

その他にも、チームビルディングの手法、効果的なプレゼンテーションなど、実践的なスキルに繋がることが学べます。

「キングダム」は漫画として面白いのはもちろんのこと、ビジネス書として見ても示唆に富んでいる作品です。

著者は、「キングダム」の魅力を、ビジネスという視点から情熱あふれる言葉で語っています。

本書は、自分の仕事の軸を作りたいという方にもオススメです。

シェア頂けると嬉しいです!よろしくお願いします!
  • URLをコピーしました!
目次