映画「機動警察パトレイバー 2 the Movie」|上層部と現場の温度差を描いた革新的アニメ【無料で見る方法も紹介】

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「機動警察パトレイバー 2 the Movie」は、1993年に公開された日本のSFアニメ映画です。

テロリストの策謀により戦争状態となった東京で、事件の首謀者を追いかける警視庁特車二課の活躍を描いています。

本作は、組織における上層部と現場の温度差を描いた作品でもあり、サラリーマンなら誰でも共感できるところがあるはずです。

この記事では、そんな本作の見どころを語っていきます。

合わせて、本作を無料で見る方法についても紹介していきます。

目次

作品情報

概要

本作は、押井守監督が手がけた人気TVアニメ「機動警察パトレイバー」の劇場版第2作となっています。

警察と自衛隊の対立から実質的な内戦状態に陥った東京を舞台に、警視庁特車二課第2小隊の後藤隊長が事件の真相を追いかける姿を中心に描いています。

現代にも通じる問題を描いた本作の完成度は高く評価され、その後のエンターテイメント作品にも大きな影響を与えました。

2021年には「機動警察パトレイバー2 the Movie 4DX」と題し、体感型上映システム「4DX」による公開も行われています。

スタッフ・キャスト

  • 監督:押井守
  • 原作:ヘッドギア
  • 脚本:伊藤和典
  • キャラクターデザイン:高田明美、ゆうきまさみ
  • メカニックデザイン:出渕裕、河森正治、カトキハジメ
  • 演出:西久保利彦
  • 編集:掛須秀一
  • 音楽:川井憲次
  • キャスト:大林隆之介(後藤喜一)、榊原良子(南雲しのぶ)、冨永みーな(泉野明)、古川登志夫(篠原遊馬)、池水通洋(太田功)、二又一成(進士幹泰)、郷里大輔(山崎ひろみ)、千葉繁(シバシゲオ)、竹中直人(荒川茂樹)、根津甚八(柘植行人)

あらすじ

汎用人型作業機械「レイバー」が普及した近未来の日本。

ある日、支援戦闘機Fー16Jから放たれたミサイルにより、横浜ベイブリッジが爆破されます。

事件は世界的なニュースとなりますが、日本で唯一F-16Jを所有する航空自衛隊は事件への関与を否定します。

不可解な事件はその後も続発し、警察と自衛隊の対立は深まっていきます。

事件に関する情報が錯綜する中、警視庁特車二課第2小隊の後藤隊長は、陸幕調査部別室の荒川という男から、真犯人の情報を聞き出します。

政府もまた事件の調査を急いでいましたが、刻一刻と進展する現状に追いつかず、警察は三沢基地の司令を拘束し、さらに各駐屯地を包囲するという事態にまで発展してしまいます。

警察に不信感を募らせた政府は自衛隊に治安出動を命じ、日本は実質的な内戦状態に陥っていきます。

見どころ

現場との温度差を生む「官僚制の無謬性信仰」

本作の実質的な主人公である後藤隊長は、警察の上層部との会議の場でこう語ります。

戦線から遠のくと楽観主義が現実に取って代わる。そして最高意志決定の場では、現実なるものはしばしば存在しない。

これは、「踊る大捜査線」の青島刑事の事件は会議室で起きてるんじゃない!現場で起きてるんだ!というセリフにも通じるところがありますね。

これらのセリフは、官僚制における無謬性信仰に対する批判なのです。

官僚制における無謬性信仰とは、「官僚組織において正当な手続きを経て決定されたことは、何ら間違いは生じないはずであり、失敗したときのことを考えてはいけない」という思い込みです。

都合のよい情報は取り入れ、都合の悪い情報は拒むという、ある種の楽観主義とも言えます。

官庁や大企業といった官僚組織は、しばしばこうした無謬性信仰に陥ります。

本作においても、警察が三沢基地の司令を拘束し、駐屯地への警備出動を行うという行き過ぎた行動を取ります。

これは、警察上層部内の一部勢力が、自らの権限の拡大を狙って行ったことであり、典型的なセクショナリズムなのですが、その結果どんな事態が生じるのかは全く考えていないのです。

案の定、自衛隊側も抗議の意味でそれぞれの駐屯地へと籠城し、警察に不信感を募らせた政府は自衛隊に治安出動を命じ、日本は内戦一歩手前の状態に陥っていきます。

本当に内戦になれば、治安維持の名目で米軍が日本を再占領し、終戦直後と同じ状態になってしまいます。

その切迫した状況にも関わらず、会議の場においても、警察の上層部は無益な保身と部下の吊るし上げに終始します。

後藤隊長もさすがに愛想が尽きて、冒頭のセリフを語ったのです。

このように本作は、警察組織における上層部と現場の温度差を描いた、革新的なアニメ作品なのです。

実は、警察や自衛隊といった組織の考証は、アニメ作品の設定の方が先行しており、その後に実写ドラマや映画が追従していったのです。

本作の公開は1993年ですが、警察組織のリアルを描いて大ヒットした「踊る大捜査線」の放送開始は1997年です。

さらに、「踊る大捜査線」を手がけた本広克行監督も、押井守監督のファンであることを公言し、「踊る大捜査線」はパトレイバーの影響を受けているとも語っています。

本作が示した先見の明には驚くばかりですね。

「機動警察パトレイバー 2 the Movie」の配信状況と、オススメの動画配信サービス

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まとめ

本作は、1993年公開の作品でありながら、現代にも通用するテーマをいくつも扱っています。

上層部が事態を楽観的に見ているうちに状況が悪化していくということは、現代の組織でも起こっていることでしょう。

サラリーマンになってから見ると、より共感できるところがあるはずです。

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