サラリーマンに刺さる戦争映画 5選(洋画・第二次世界大戦・「組織」編)

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第二次世界大戦は、人類が行った史上最大の戦争です。

それはまた、限界まで大きくなった組織のぶつかり合いでもあります。

そこには様々な「人と組織」のドラマが生まれており、たくさんの映画の題材にもなっています。

そしてそこには、職場でのマネジメントやリーダーシップにも生かせる、「組織のあり方」を考えるきっかけとなる作品がいくつもあるのです。

そこでこの記事では「サラリーマンに刺さる戦争映画」として、第二次世界大戦をテーマにした洋画の中から厳選した5作品を紹介していきます。

この記事で紹介する作品
  • 「頭上の敵機」 
  • 「ワルキューレ」
  • 「大脱走」
  • 「ちいさな独裁者」
  • 「ハクソー・リッジ」
目次

サラリーマンに刺さる戦争映画 5選(洋画・第二次世界大戦・「組織」編)

「頭上の敵機」 

第二次世界大戦下、イギリスに駐留しナチス・ドイツに空爆を敢行した「アメリカ空軍第918爆撃隊」の人間模様を描いた映画です。

派手な戦闘スペクタクルは殆どなく、組織における管理職のあり方がじっくりと描かれた、企業研修の題材としてもよく使われる作品となっています。

第918爆撃隊は、4基のエンジンを持つ大型の戦略爆撃機B-17を用いて、昼間にドイツの軍需工場を叩くという危険な任務を帯びています。

この部隊を率いる指揮官は部下に優しかったのですが、その優しさがヌルさとなって、部隊の規律は緩み、多くの犠牲を出すようになっていました。

そこで新しい指揮官として赴任してきた主人公のフランク・サヴェージ准将(グレゴリー・ペック)は、部隊の規律を立て直して猛訓練を行い、任務遂行に必要なスキルの向上を求めていきます。

部下たちからは猛反発を受けますが、次第に猛訓練の効果が現れ、被撃墜率が下がり、戦死者も減少していったのです。

このように本作は、部下に対する温情に溢れるリーダーがいいのか、厳しいけれどチームを成功に導いてくれるリーダーがいいのかという、2種類のリーダー論でもあるのです。

ビジネスにおいても、営業マネージャーがあまりにもヌルくて、部下に言うべきことも言わず、業績が上がらない状態が続けばその会社は倒産してしまいます。

社員を路頭に迷わせないために、リーダーとしてどうあるべきか、そのことを考えさせてくれる作品です。

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「ワルキューレ」

1944年7月に実際に起きたドイツ総統アドルフ・ヒトラーの暗殺未遂事件を、実行犯の一人であるクラウス・フォン・シュタウフェンベルク大佐を中心に描いた映画です。

本作を見ると、組織内クーデターを行うことの難しさが分かってきます。

敗色濃厚なドイツにおいて、ドイツ国防軍の反ナチス将校グループはこれ以上の国民の犠牲を避けるため、ヒトラーの暗殺と、連合国との和平を目的とした新政権の樹立を画策します。

暗殺計画の概要は、会議中のヒトラーを爆殺し、その混乱に乗じて国内の軍を動かし、マスコミや官庁など主要な施設を押さえ、新政権を樹立するというものです。

一見すると完璧な計画に見えますが、暗殺のターゲットが絞り切れていなかったり、十分な量の爆弾を使わなかったり、国内の軍を動かすための条件が曖昧だったりと、刻々と変化する状況には対応できず、計画は綻びを見せていきます。

巨大組織には、それ相応の統制メカニズムがあります。

反ナチス将校グループという小さな組織が、ナチスドイツという巨大組織を転覆させるには、その組織を上回る統制メカニズムが必要だったのです。

社内でクーデターを目論んでいる方は、そのことを考慮しておく必要があります。

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「大脱走」

第二次世界大戦でドイツ軍の捕虜になったオーストラリア軍パイロットの実話を映画化した作品です。

脱走不可能と言われた捕虜収容所で持ち上がった連合軍将兵250人の大量脱走計画を、壮大なスケールで描いています。

本作を見ると、マネージャーの仕事のやりがいが分かってきます。

収容所からの脱走というのは、ドイツ軍の後方を攪乱し連合軍の戦闘を有利に運ぶための一大プロジェクトでもあります。

このプロジェクトを成功させるためには、様々な能力を持つスペシャリストの力と、それらをまとめ上げるマネージャーの力が必要となってきます。

作中でも、トンネルの掘削を行う「トンネル王」、ツルハシやシャベルを作り上げる「製造屋」、身分証の偽造を行う「偽造屋」など、様々なスペシャリストが登場しており、これらのメンバーをまとめ上げたリーダーのバートレット少佐は、後にこう振り返っています。

組織作りとトンネル作業が私の生きがいだった。今思うと幸せだった。

組織を活用して様々なメンバーの強みを生かし、1人では達成できない大きな目標を達成するーこれこそが、マネージャーのやりがいではないでしょうか。

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「ちいさな独裁者」

第16代アメリカ合衆国大統領エイブラハム・リンカーンは、次の名言を残しています。

本当に人を試したかったら、権力を与えてみることだ

この言葉は、人間は権力を持つことで本性をさらけ出すという意味です。

皆さんも、昇進したとたんに高圧的になった上司を見たことがあるでしょう。

そのような上司は、権力をふりかざす以外に自分の優位性を示す方法がないため、部下に対して高圧的になるのです。

本作は、そんな人物がもたらす悲劇を描いた実話ベースの作品です。

第二次世界大戦末期、ドイツの脱走兵ヴィリー・ヘロルトが大尉の軍服を手に入れたことで、残虐な殺戮者へと変貌していく姿を描いています。

大尉の軍服を着ていれば、兵士たちはその命令に従います。

大尉の軍服は、いわば一つの権力なのです。

ところが、へロルトは上等兵であり大尉に必要な教育を受けてはいません。

権力以外に自分の優位性を示すことはできないのです。

そこでへロルトは、権力を濫用して戦犯収容所の囚人を不当に処刑していったのです。

このように本作では、権力以外に何もない人間は暴走をする可能性があることを描いています。

職場において、へロルトのような「ちいさな独裁者」を生み出さないためにも、全ての組織人が見るべき映画と言えます。

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「ハクソー・リッジ」

第二次世界大戦において、兵士でありながら武器を持つことを拒否した「デズモンド・T・ドス」の実話を映画化したものです。

デズモンドは「祖国のために尽くしたい」という思いから陸軍に入隊しますが、セブンスデー・アドベンチスト教会の信徒としての信仰上の理由から、「人を殺してはいけない」という信念を持ち、銃に触ることさえ拒否します。

上官からは「命令に従えないなら除隊しろ」とまで言われ、様々な嫌がらせも受けますが、それでもデズモントは自分の信念を貫いていきます。

やがて軍は軍法会議を開いてデズモントに弁明の機会を与え、良心的兵役拒否(=当人の良心に基づく、兵役を望まないという信念)の権利が議会法で認められており、そこに武器を取る命令を拒否する権利も含まれていることを確認します。

こうして、デズモントは衛生兵としての従軍が認められ、ハクソーリッジの戦いで多くの米兵の命を救うことになるのです。

軍隊という組織の中にあっても、デズモントは個人の権利をしっかりと主張したのです。

また、米陸軍も、多数派と考え方の異なる人間を排除することはなく、本人の適性を生かせる部署に配属してその能力を引き出そうとしています。

第二次世界大戦の時点で多様性を許容する土壌があったことに、アメリカ陸軍の組織としての強さを感じます。

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まとめ

この記事では「サラリーマンに刺さる戦争映画」として、第二次世界大戦をテーマにした洋画の中から厳選した5作品を紹介していきました。

軍隊は多くの人が集まって出来た巨大な組織であり、そこには様々な「組織と人」のドラマが生まれています。

サラリーマンという組織人の視点で見ると、職場のマネジメントやリーダーシップのヒントにもなるのです。

組織に負けない自分になるためにも、今回紹介した作品を見てみることをオススメします。

  • 「頭上の敵機」 
  • 「ワルキューレ」
  • 「大脱走」
  • 「ちいさな独裁者」
  • 「ハクソー・リッジ」

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